MONSTER
「モンスター」・・・、最近来日して話題のレディー・ガガがファンを例えてこう呼んでるので、新聞なんかでもよく目にする言葉。時同じくして、海の向こうのコロラドで日本のンモンスターも偉業を達成したみたいです。
昨日、偶然見たNHKのサンデースポーツで「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の特集が有り、もっか5年連続、総合優勝中の「モンスター田嶋」こと田嶋伸博さんの奮闘が紹介されていた。
パイクスピークのガードレールの無いグネグネの山道を一気に駆け上がるこのレース、田嶋さんが赤いエスクードで参加していた10年程前はNHK等で放送が有り、初めて見たときは、前後にバカでかいウイングが付いたマシン郡に驚いた物だった。
100kg近い大男な上にゴツい顔、これがモンスターと呼ばれる由縁なのかー、それとも、標高差1439m、全長20km近いコースで、グラベルとターマックが交互に現れ、156ものコーナーを奈落の崖をものともせず誰よりも早く駆け抜けるクレイジーな走り故なのか、とにかく最初見たときはビックリした。(といっても、笑うと細い目が更に細くなって意外とかわいいし、義兄にどことなく風貌がにているので親近感が湧いているのだが。)
さて、明けて今日は決勝の日、昨日の特集の最後で予選1位という朗報が飛び込んできてので楽しみにしていた。昼休みに工場でHPをチェックしたみたら、早速、「とても幸せです。」(twitter)とのコメントが・・・。うぉーー!優勝してる~。しかも、2007年の自身のコースレコードを10秒以上縮める9分51秒278。
HPのビデオブログでも、年々舗装が進み今年がラストグラベルレースということで、優勝のみならずコースレコード更新を何度も予告していたが、本当に有言実行してしまったモンスター。TVじゃ訪米直前に10kg減量を課していたのに、ブログでは本番直前に高地順応がてら頂上のレストランでドーナツとホットドックを旨そうに食べていたので、オイオイ、と思っていたのだが、関係なかったぜモンスター。
まったく頭が下がるぜ還暦にして年に1回のチャンスに懸けるその気骨。昨今じゃレース以外にもスポンサー集めなども大変だと思われるのだが・・・。
モンスタースポーツ PPIHC(パイクスピーク・ヒルクライム)チャレンジ 2011
Pikes Peak International Hill Climb
今年の動画はまだみたいなので、去年の勇姿をご覧あれ。(ほぼオンボードで迫力有り。)
----------6/28追記-----------------------------------------------------------------------------
録れたてホヤホヤの今年の映像。(全編オンボード)
---------- 9月19日(月) 追記 先月追加された編集済みの迫力有る映像。---------
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